実は私「スリーパー」はママになって初めて知りました。
出産祝いでもらったものの、いつどの季節に着せたらいいのか初めは悩んだものです。
実際、子供にスリーパーは必要なのか?いつ着たらいいのか?とも考えましたし、今でも悩むことがしばしばあります。
ここではスリーパーが必要かどうか、またいつまで着れるのかや、おすすめスリーパーについてご紹介していきます。
【当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。】
子供にスリーパーは必要?
息子氏は寝ついて何時間かは大人しくそのままの姿勢で寝てくれるのですが、眠りが浅くなると柔道の受け身のような運動(?)が始まります。
熟睡中に顔にかかと落としが炸裂することもしばしば…
夜中に寒ければ「寒い」といって布団に入ってくるようになりましたが、風邪を引きやすく、こんな寝相なので、4歳の今でもスリーパーを着せています。
ただ、子供にスリーパーが必要か?というと、必ずしもそうではないと思います。
布団を蹴るのは暑いからであり、着せすぎは良くないという考えもあります。なので、そこは人それぞれなのかなと思います。
ただスリーパーには次のようなメリットもあります。
①寝相が悪い子でも寝冷え防止に
布団はすぐに蹴飛ばせてしまいますが、どんなに寝相が悪くてもスリーパーは脱げません。
子供が蹴飛ばすたびに布団をかけ直すために何度も起きているという方も、スリーパーを着せていればよっぽど寒い日でなければ「スリーパー着てるからまあいいか…」と思えます。
子供の寝冷え防止だけでなく、ママやパパが安心して寝れるという点でもメリットがあります。
②部屋で過ごす時の羽織にも
冬ですと、お風呂の後や寝る前のお部屋が少し寒い場合でも、スリーパーがあれば安心して過ごせます。
スリーパーはいつまで必要?
我が家の場合、息子氏本人がスリーパーがないと夜寒い時があるということでまだ着せているのですが、調べたところ、3歳くらいまでには朝まで布団をかけて眠れる子も出てくるので、それくらいから使わなくなるケースもあるようです。
確かに0歳~3歳くらいのサイズのものが多い気がします。
ただし、90サイズくらいまでのものもあれば、~130までくらいまでのものもありますし、小学生までスリーパーを着ていたというケースも少なくありません。
季節ごとで違うスリーパーの素材はどれを選べばいい?
スリーパーの素材にもいろいろなものがあります。
6重ガーゼ、パイル地、フリース、キルティング、綿毛布、ダウン、などなど…
ダウンになるとほんとうに「着るお布団」という感じがありますね。もしくは寝袋…?
寒い冬は保温性の高いスリーパー、春夏用は汗をしっかり吸収する綿素材のスリーパーなど、季節ごとで選ぶスリーパーは違ってきます。
【春夏】薄手のガーゼやパイル地で吸湿性や通気性に優れた生地を
夏のクーラーによる冷え対策としてもスリーパーは効果的です。
春夏の場合には薄手のガーゼ生地やパイル生地などで、通気性に優れて汗を吸ってくれる綿素材のものを選びましょう。
汗をかきやすい子の場合には、背面だけガーゼやメッシュでできているスリーパーもあります。
【春・秋】1年を通して使える6重ガーゼは持っていると便利
我が家では夏はスリーパーつけませんが、夏以外はつけています。
春先や秋口~冬にかけてフリースだとちょっと暑そう…という季節に6重ガーゼスリーパーが便利です。
【秋冬】綿毛布やフリース、地域によってはダウン素材など
秋冬は保温性のあるスリーパーを選びましょう。
多く見られるのはフリースのスリーパーです。軽くて暖かく、種類も豊富にあります。ただしフリースは汗を吸わないし子供によっては熱がこもって暑すぎてしまうこともあるようです。
また雪国など寒い地域では、薄いスリーパーだけでは風邪をひいてしまうためダウンなど暖かいスリーパーを使用するところもあるようです。
息子氏は冬に汗をかいてかゆくなってしまうことがたまにあるんですが、フリーススリーパーだと汗を吸わないからか背中がかゆくなることがあったので、6重ガーゼかキルティングのスリーパーにしました。ただ本人はやわらかいフリース生地が気に入っているようで、たまに着ています。
スリーパーを選ぶ際の注意点は?
【サイズ】普段よりワンサイズ大きめ、3歳までは幅35~40cmが目安
スリーパーを選ぶときはお布団がわりですから、多少ゆとりが必要です。
あまりゆとりがありすぎても寝返りのときにもたついてしまいますので、目安としては3歳くらいまでは幅35~40程度で考えておくといいでしょう。
先日購入した6重ガーゼのスリーパーは、一応110~130サイズだったのですが、幅が40くらいでした。4歳でしかもお腹ポーン体型の息子氏タイプですと40幅はただのぴったりしたベストになってしまいました…
【デザイン】赤ちゃんの時期は横開きタイプ、それ以降はベスト型など
スリーパーの形にはいろいろありますが、赤ちゃん時期にはねんねしたまま着せられる横開きタイプがおすすめです。左右にスナップがあってガバッと開くので、袖を通さずにそっと着せられます。
寝ているときに袖を通すのってなかなか難しいんですよね…。
ある程度大きくなったら、自分で着られるベストのような前開きタイプがおすすめです。こちらは種類も豊富です。また、スリーパーの裾部分にスナップなどがついていてズボン型(サロペット型)にもできる2WAYタイプもあります。
子供は体の中心部分が暖かければ大丈夫といいますし、スリーパーも袖がない(ゆったりする分少し肩がある)タイプが圧倒的に多いですが、冬用のスリーパーでは袖付きのものもあります。
息子氏は布団をかけていないときパジャマも五部袖になっていたりして寒そうな時があるので袖ありを今年初めて購入しました。
スリーパーは長めの丈で買って長く着ることもできますが、あまり引きずるような長さだと歩くときに転んでしまうのでその点は注意しましょう。
【洗濯】6重ガーゼはものによっては縮む場合も。
スリーパーはパジャマと同様、子供の1日の半分を着て過ごすものであり、汗をかなり吸っています。何枚も洗い替えを用意できないという場合には、洗濯しやすいものや乾きやすいものを選ぶというのも一つの考え方です。
息子氏のフリースのスリーパーは本体は乾きやすかったのですが、背当て部分が綿でできていてそこだけなぜか乾きにくく、夜ドライヤーを当てて乾かしていたことがよくありました。
また、6重ガーゼのスリーパーは、ものによっては縮むため注意が必要です。
6重ガーゼのものは出産祝いでいただいた新生児用と、4歳になってから購入したものがあったのですが、4歳になってから安く購入したものは幅・丈ともに5センチずつ縮んでしまいました。
縮むことを前提に、やや大きめを選ぶというのも手かもしれません。