お子さんの本当の足のサイズを知っていますか?
足のサイズに本当にあった靴を選べていますか?
普通の幅の靴だと嫌がるからうちの子は幅広かも?と思っていたら、実は2Eだった…なんていうケースもあります。息子氏も数ヶ月ごとにゲンキキッズさんで足のサイズ計測をしてもらっていましたが、機械だと足囲は測れません。
そこで今回、自分で測ってみた結果、足囲は4E、足幅は4EもしくはF(5E)かもしれないという結果に…!
また、足に合わない靴を履くことでのトラブルについても思い当たる点がいくつもありました。
お子さんの足は本当に幅広?甲高?本当の足のサイズの測り方や、正しい靴をどうやって選んだらいいのかについて今回私の反省も踏まえて解説していきます。
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年齢別の子供の足のサイズ表
年齢別の子供の足のサイズ表です。あくまでも目安ですので参考にしてみてください。
ベビー
〜1歳半 | 11〜13㎝ |
〜2歳 | 12〜14㎝ |
〜3歳 | 13〜15㎝ |
キッズ
3〜4歳 | 14〜16㎝ |
5〜6歳 | 17〜18㎝ |
7〜8歳 | 19〜20㎝ |
9〜10歳 | 21〜22㎝ |
11〜12歳 | 22〜24㎝ |
測ってみよう!子供の足のサイズの測り方
では実際に、お子さんの足のサイズを測ってみましょう。
足の計測はゲンキキッズやイフミーの計測機器の利用やお店でシューフィッターさんに測ってもらってももちろんいいですが、お子さんが立って一瞬じっとしていられるようでしたらご自分で測ってみるのもかんたんなのでおすすめです。
足囲までしっかり測ることで、今後どういう靴を買ったらいいか具体的なイメージが持てました!
用意するものは紙と鉛筆と定規
メジャーとかあると良かったんですが、うちには見当たらなかったので、用意するのはこちら
・紙(100均のお絵かき帳みたいな)
・鉛筆
・定規
紙で足囲も測るので、あらかじめ紙の長い一辺を1㎝くらいの幅でチョキチョキ切っておきましょう。メジャーの代わりにします。
足のサイズの測り方
足のサイズは紙に足を置いて鉛筆で印をさっとつけるだけ。かかと合わせだけちょっとがんばりましょう!
①紙に線を引く
紙に十字の線を引きます。
②足を置く
伸びた縦線に合わせて、かかとの後ろのでっぱりが十字の中心に来るよう、子供の足をおいてください。でっぱりがわかりにくいときは後ろに図鑑など厚みのある本を置いたり定規を当てたりするといいですよ。
③足長を測る
縦線の上で足指の一番長いところに印をつけます。
④足幅を測る
親指の付け根と小指の付け根(内側と外側)の最も出っ張っているところに印をつけます。印を繋ぐと斜めの線になりますので、その幅を測ります。
息子氏はTHE・扇型の足なので一番出っ張ってるところを繋いでも斜めにならず一直線でした。
⑤紙メジャーで足囲を測る
親指の付け根と小指の付け根の最も出っ張っているところにぐるりと紙メジャーを巻きます。合わさる部分で印をつけ、定規で長さを測ります。
出来上がり図?です。ちょっと曲がってますが…なんとか終わりました。
試しに足の形もぐるりとなぞってみました。ただしこの方法だとかかと部分の出っ張ってるところを考慮してなぞる必要があるので注意してください。
⑥正しい靴のサイズを検索する
ここまでで測定した足のサイズをもとに、正しい靴のサイズを検索しましょう。JIS規格の靴サイズ表についてもこちらに載せておきますが、いろいろな靴メーカーの公式サイトで自動検索もできます。
シューフィッター養成認定機関 一般社団法人足と靴と健康協議会「靴のサイズについて」
息子氏は足長15㎝、足幅7㎝、足囲17㎝のため15㎝4Eの靴という結果に。4Eのスニーカーがない分、足幅に合わせると少し足長が大きめの靴になってしまうんですよね…。どこのメーカーさんでもいいから、4Eスニーカー作って欲しい!!
アキレス「足育のために」
イフミー 「ぴったりIFME 」子どもの足のサイズ計測アプリ
ムーンスター 「足のサイズを測ってみよう」
足のサイズに合った子供靴の選び方とは?
では実際にサイズに合った子供靴を選ぶ際にはどのような点に注意したらいいのでしょうか。
かかとトントンしてつま先に0.5㎝~1㎝の余裕があるかどうか
子供靴は1㎝大きめを選んだ方がいいなどと言いますが、これは子供靴であれば0.5㎝~1㎝程度の捨て寸が必要だからです。
捨て寸とは?
靴には「捨て寸」と呼ばれるつま先部分の余裕がある程度必要です。
歩いているときの足は靴の中で前後に動きます。その際、つま先に余裕がないと靴の先に爪先がぶつかってしまいます。そのため靴を選ぶ際には、足指が十分に動かせる、実寸(足長)+捨て寸の余裕がある靴を購入する必要があるのです。
アキレス公式サイト よくある質問 「捨て寸(つま先余裕)の目安を教えてください。」
ただし、日本の靴の場合はJIS規格によって定められているため捨て寸込みの表記になっている靴が多いです。例えば15㎝と書かれている靴であれば、15㎝の足長の人にちょうどいいように捨て寸が入ってますよ~ということ。15㎝の足長だから16㎝を買った方がいいというわけではありません。
イフミー の場合、つま先にはすでに5~8mmの捨て寸が含まれているといいます。
ただし、メーカーによって、また靴のデザインによっても違ってくるようなので、そこはやっぱり実際に履いて試したほうがいいとなるわけですね。
また、捨て寸が大きすぎると
・足が靴のなかで足が遊んで転びやすくなる
・足が靴のなかで滑らないように足の指を曲げて歩く癖がつく
・足が靴の中で滑ったりして動きにくいから疲れやすくなる
こうしたトラブルも起きやすくなり、動きにくさから運動量が自然と減ってしまうなんていうことも。すぐにサイズが合わなくなるからと少し大きめサイズで購入しているという場合は気を付けましょう!
息子氏も3Eのスニーカーを幅に合わせて実寸より大きいサイズで履かせていたのですが、今回調べていて大きすぎたと実感。確かに足が遊んでいるせいか、足の指を曲げて歩く癖が…幅だけじゃなく、長さももっと気をつけなくてはいけないですね。
足囲・幅はぴったりかどうか
少しゆとりをもたせる足長とは違い、足囲・足幅は逆にぴったり〜実寸よりやや小さいくらいがよいのだそうです。
殺し寸とは?
足長にゆとりを持たせる「捨て寸」に対して、足囲・足幅のほうは実寸ぴったり〜やや小さめの靴サイズが良く、この実寸より締めることを「ころし」や「殺し寸」といいます。
歩いているとき靴の中で足が動かないように、足幅はゆるくもなくきつくもなく、適度にフィットしている必要があるのです。
ゆるいと足が左右に動いて疲れてしまい、またきついと足の変形の原因になってしまいます。
靴業界的にはこうした考えがあるようですが、既製品の靴を購入する場合はなかなか難しいですよね。特に最近ではネットで靴を購入する方も多いですし、息子氏のように超幅広だと、なかなか合う靴もない…
ただ、同じ3Eの靴の中でも、甲がそれほど高くないもの、3Eの中でも幅が広めなもの・狭めなものなど違いがあるので、その辺りは引き続き、いろいろ試して合うものを探していけたらなあと思います。
かかとまわりがしっかりフィットしているかどうか
かかとについては靴選びの際にあまり重視していない方も多いかと思いますが、かかと部分がしっかりしていて足を動かないよう固定してくれる靴を選ぶことで歩行を安定させてくれます。
・履いたときにかかとがぶかぶかでないか?
・靴のかかと部分を抑えたままかかとを上げてもスポッと脱げてしまわないか?
・マジックテープでしっかり固定できるタイプか?
こうした点に注意してみてください。
息子氏の靴、ベルトをしっかり止めてもかかとスポッと抜けるときがあるかも…!
子供靴はいつ買い替えたらいい?サイズアウトの目安は?
靴の買い替えのタイミングとしては、
3歳未満は3ヶ月に1度
3歳以上は半年に1回
と言われています。しかしこれはあくまで目安です。子供の爪先がぶつかって窮屈になるまで履かせてはいけません。
簡単なのは中敷でチェックする方法
つま先の余裕がどの程度残っているのかを確認する際、靴を履いてからかかとをトントンした状態でつま先を指で押して確認する方法がありますが、靴の上から押してもわかりづらい靴もあると思います。
そこで簡単なのは、靴の中敷を取り出してチェックする方法です。
中敷を取り出し、かかとをしっかり合わせてお子さんを立たせます。つま先部分に適切な余裕があるかどうかを簡単にチェックできます。
今履いている靴でつま先部分の余裕が5mmを切ったら買い替えを検討しましょう。
幅広甲高の子どもに合う靴は?
結果が4Eと分かっても、4Eの子供靴はどこも取り扱いが無いし、幅広甲高の子供に合う靴はそれほど多くないんですよね。
息子氏がこれまで履いた中で、最も幅・高さ共に合ったのがムーンスターのキャロットでした。
幅広甲高に合う靴は以下でも詳しく紹介しているので是非参考にしてみてください。