子供服アウターはどう選ぶ?種類やブランド、保育園でおすすめのアウターは?

ブランド

子供のアウター選び、私は結構失敗が多いです。

・出始めのシーズンに買ってしまいいざ着ようと思った頃に成長して着れなくなってしまった
・同じような厚みのものを複数買ってしまって冬本番に寒くてまた新しく買い直した
・ネットで買ったら袖周りがきつめで着てもらえなかった(これは2回ありました)

などなど…

子供のアウターはどう選んだらいいのか?注意点やアウターの種類、保育園でおすすめのアウターなど、子供服のアウターについて解説していきます。

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保育園用アウター はどう選ぶ?おすすめは?

まずはニーズの高い、保育園用のアウターについて紹介していきます。

保育園用アウターの場合は園で指定がある場合もあるため一概には言い切れないのですが、一般的には上記の選び方の他、以下の点に注意するといいかと思います。

①フードなし/フード取り外しできるもの
②ファスナーのもの
③紐付きのもの

①フードなし/フード取り外しできるもの

息子氏が通う園はかなりなんでもありな園なのですが、一般的にほとんどの園では保育園ではフードなしのアウター が推奨されています。
というのも、フードがあると、お友達と遊んでるときににふざけて引っ張って転倒してしまったり、また遊具にひっかかってしまって危ないことがあるからだそうです。

②ファスナーのもの

これも園によるかと思いますが、ボタンやスナップだと先生が一つ一つ留めてあげる手間がかかって外遊びの時間が減ってしまう、上着のボタンが取れて小さな赤ちゃんが飲み込むと危険、などといった理由があるそうです。

③紐付きのもの

アウターだけでなく、中の服も紐付きのものNGとしているところは結構あります。
これもフードと同様の理由で、ひっかかって締まってしまったりする危険があるためです。

春・秋の保育園アウターならおすすめは【ウィンドブレーカー】

ナイロン素材で薄手のウィンドブレーカーは、春・秋のアウターのマストアイテムです。
保育園用として選ぶなら注意点はやはりフード。フードはウィンドブレーカーの場合スタンドの襟のなかに仕舞い込むタイプが多くありますが、襟が仕舞えるものよりもフードがないか、ジッパーで取り外しが利くものを選んだ方がいいかもしれません。
また、ウィンドブレーカーには裏地がメッシュのものや起毛、フリースのもの、もしくは一枚仕立てのものなどがあります。ここは悩むところですが、通年で使うのであればメッシュタイプのもの、秋~初冬、梅春に防寒着として着るなら裏起毛やフリースがおすすめです。

息子氏はメッシュタイプのウィンドブレーカーを重宝しています。ちょっと肌寒い時に羽織るのにもちょうど良いです。

また、機能性で選ぶならアウトドアブランドのものなどもいいかもしれません。

お値段はかなり違ってきますが、やはり防風や撥水機能があることや、作りがしっかりしているというメリットは大きいです。

息子氏はmont-bellのものを愛用していますが、生地が薄いのにとてもしっかりしています。折りたたんで袋に入れてバッグに入れておけるのでいざというときもとても便利です。

少し大きめを買って数年着せたり兄弟で着たりすれば元もとれるかも…?

秋・冬の保育園アウターならおすすめは【中綿・薄手ダウン】

冬でも元気に動き回る子供たちにとって軽くて動きやすいアウターといえばやっぱり中綿ジャケットです。
保育園の外遊び用なら動き回ること前提の上着ですから、中綿ジャケットでも十分に暖かいでしょう。
雪が降るような気温の時であれば、薄手のダウンでもいいかもしれません。ただし、ダウンはそんなに頻繁に洗うものではありませんし、保育園用アウターとして考えるならユニクロのライトウォームのような中綿ジャケットでも十分なのかなと思います。
またフリースは軽くて暖かいのですが、風を通すので真冬だとアウターとしては寒いです。冬も使うのであれば裏地付きのものを選ぶなどするといいかもしれません。

春・秋の保育園での温度調節用ならおすすめは【ベスト・カーディガン】

春や秋は急に温度が下がる時がありますよね。
1日の中でも温度変化があったりなど「ちょっと肌寒いから一枚プラスしたいな…」というときに便利なのがベストやカーディガンです。

上はボタンやスナップのものですが、ジッパーのものでしたらこちら

キッズアウターの選び方 5つのポイント

子供のアウター選びでは一般的にどんな点に注意したらいいでしょうか。
外遊びでアクティブに動く子供のアウターを選ぶ際のポイントとして次の5つに気をつけましょう。

①洗濯できる

子供は汚れもお構いなし。
保育園でもめいっぱい遊んできますし、公園でお砂場遊びをすれば袖口が汚れます。
特にダウンジャケットは、大人と違いワンシーズンに1回のクリーニングというわけにもいきません。

しかし、商品によってはダウンジャケットでも自宅での洗濯が可能です。洗濯表示を確認し、自宅で洗えるかどうかを確認してから購入しましょう。

洗濯表示で手洗いOKの場合、特にダウンは洗濯機の手洗いコースでなく洗面器で手洗いをします。ダウンは洗濯機だとぷかぷか浮いてしまうので、そのほうが汚れが落ちやすいです。袖口などの汚れは洗濯機では落ちないので、固形石鹸などを使って洗います。

私は中綿ジャケットの場合、ネットに入れて洗濯機でジャブジャブ洗ってます。

一応最初は手洗いコースですが、そのうち他のと一緒に洗ってしまってます…。

②すぐ乾く

洗濯したあとはすぐに乾くかどうかもポイントです。
アウターを何枚も洗い替えで持っている場合はいいですが、そうでない場合には汚れたら帰ってから洗って、次の日も着ていくことになります。
冬だとエアコンのついた室内で乾かせばある程度早く乾くとは思いますが、乾きが悪いアウターだと次の日着ていけないことも。

息子氏は冬でも水たまりをみつけては飛び込み、砂の上を転がるタイプなので、以前購入したボア付き中綿アウターのときは乾きが悪くて困りました…。

例えばアウトドアブランドのアウターは高額な物も多いですが、速乾性に優れたものも多く、夜洗えば数時間で乾くことも。
何枚もアウターを買うことを考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます。

③動きやすく軽いもの

アウターはただでさえボリュームが出るので、アクティブに動き回るためには動きやすいある程度のゆとりと軽さが必要です。
中綿やダウンは軽くて動きやすく子供アウターにぴったりですが、綿が多く入るほどミシュランマンのようにモコモコになり動きにくさが出てきます。
また、中綿の内側にボアのついているアウターも多いですが、ボアがあることでさらにモコモコ感が出て動きを妨げることも。
できれば試着をして、アームホールがきつくないかや動きやすさなどはチェックしたいですね。

④ワンサイズ大きめ

アウターは冬、中に裏毛トレーナーやセーターなど厚手のものを着ることもあるため、ワンサイズ大きめで選びます。ただし、大きすぎると袖が長すぎてしまったりぶかぶかとして動きを妨げてしまうことも。
そのためやはりできるだけ試着して購入した方がいいのですが、もしネットで購入するという場合には、今お手持ちのアウターの身幅や着丈と比較してみるといいでしょう。

息子氏はおなかぽっこりさんなので、ワンサイズ大きめでもお腹周りがぴったりしてしまい動いているとだんだん上がってきてしまうことも…身長や年齢だけではなく、その子にあったものを選ぶことが大切です。

⑤着回しが効くもの

アウターは常に一番上に着ることになりますから、手持ちの服と合わせやすい着回しが効くものを選びましょう。

今年の秋、気になっていたアウターの最後の1着を店頭でみつけて思わず即買い。色は薄いグレーでしたが「合わせやすいし」と思い帰宅。白やグレーの色の薄いボトムが多かったのに、なぜ薄いグレーのアウターを選んでしまったのか後悔しました…(もちろんもったいないので着倒しましたが)

他にも、柄物パンツが多いのになぜか柄物アウターを購入することがあったりと失敗が多いです。

子供アウターの選び方について今回5つのポイントをあげましたが、ライフスタイルに合わせて選ぶことも大切です。例えば自転車で保育園なら防風性に優れたアウターを選んだり、車での移動が多いなら軽めのアウターを選ぶなど、選び方は各地域、各ご家庭でも違ってくると思います。

子供とはいえアウターはTシャツなどと比べるとお金もかかります。

子供服はついつい可愛くて買ってしまうということもあると思いますが、「ついつい」はあとで後悔することも多いですので「柄がないものを買う」「色は濃い目を買う」など買う前にある程度条件を決めておきましょう

キッズアウターの種類

子供のアウターにも大人と同様いろいろな種類があるのですが、それぞれどんな特徴があるのか見てみましょう。

【ウインドブレーカー】真冬以外使える便利アイテム!

ウインドブレーカーは、ちょっと肌寒い時期やアウトドアなど幅広いシーンに対応し、春夏秋(初冬)と真冬以外使える1枚は持っていたいアイテムです。軽量でコンパクトに畳んでバックに持っておけるので、急な雨や冷房対策などちょっとしたときに使えてとても重宝します。

デザインの可愛いブランドものから、防風・撥水加工などが施されたアウトドアブランドのものまで多数販売されています。

【中綿】子供アウターの定番!秋~冬までOK!

ユニクロのライトウォームパデットなど、化繊(ポリエステル等)の中綿が入ったジャケットはダウンほどモコモコにならず動きやすくてお値段も手頃。さらにポリエステルの中綿であれば、汚れてしまっても自宅でガンガン洗うことができます。
子供の外遊び用にもぴったりのアウターです。
写真のように中綿のみのやや薄手のものもあれば、内側にボアがついているもの、ダウンのようにモコモコなものなどもあります。

最近ではアウトドアブランドでも自社で優れた化繊綿を開発していて、保温性と通気性を両立させたハイテク化繊綿のアウターが発売されているようです。

息子氏は1歳・2歳時は左のような中にボアのついた中綿ジャケットを着ていたのですが、ボアは暖かいものの中がモコモコしすぎて少し動きづらそうなシーンも。身頃部分がボアでも袖部分にはついていないタイプのほうが動きやすそうでした。

【キルティング】暖かいけど着膨れしない!

基本的には中綿ジャケットですが、キルティングにしてあることでモコモコせずに動きやすいキルティングジャケット。
秋〜冬まで気軽に羽織れるアウターです。
モコモコした上着が苦手な子でも薄手なので着やすいです。

【ダウン】暖かさ重視ならダウン!ただしお値段は高め

暖かさ重視で選ぶなら、冬本番はやはりダウンがおすすめです。
中綿に比べて軽く、抜群の保温力で暖かさも断然違います。
自宅での洗濯が難しいものもありますが、真冬の公園(砂場)や自転車での移動時などはダウンがあると便利です。
ダウンが多く使われるほど暖かくなりますが、その分ミシュランマン風のモコモコ感が出てきてお値段も上がります

あまりモコモコしすぎていると、子供が動きにくいことがあるかもしれません。

うちも中綿で十分、ダウンまではいらないかなと思ったのですが、保育園に自転車で通うようになってから子供が寒がるようになり、急遽ダウンを追加購入。軽くて暖かくて、そればっかり着ています。息子氏は外遊び大好きなので洗濯できるものを選びました。

【ベスト】体温調節に一枚は持っていたい!

春や秋のちょっと上着が欲しいくらいの時期はもちろん、冬の寒い日の体温調節にも、ベストは一枚は持っていたいアイテムです。

いわゆるアウターとしてのベストであれば中綿入りやダウンベストなどがありますが、ベストは袖がないため動きやすく、暑すぎないので子供はとても遊びやすいようです。砂場遊びでも袖が汚れません
ダウンや中綿ジャケットだと遊んでいるうちに汗をかいてしまうこともありますが、ベストであれば子供でも体温調節しやすいです。

また寒い時期の体温調節用に、アウターの中にも着れるような薄手素材のベストもおすすめです。
寝起きや寝る前の羽織りや、保育園でのちょっとした肌寒いとき用に用意しておくととても便利です。

写真で載せているのはややお出かけ用のベストなんですが、普段はフリースのベストを使っています。これならアウターとしても、体温調節用としても便利に使えて洗い替えが必要なくらいです。(夜洗っても朝には乾きます)

【フリース】秋~冬初めに◎風を通すので意外と寒い!

フリースアウターはやわらかくふわふわで動きやすく、また洗濯もできてとても便利なアイテムです。

ただし、着れるのは秋~冬初めの時期と限られます。裏地付きのしっかりしたものならまた違いますが、裏地がないフリースは風を通すので冬には寒いです。

冬に着るのであれば、フリースの上から防風のためウインドブレーカーを着るなどするといいでしょう。

【パーカー】パッとはおるのに便利

裏毛のパーカーは着脱しやすく、初秋~ちょっと肌寒い時にぱっと羽織るのに便利です。
寒くなってきたらトレーナー感覚で、パーカーの上にさらにダウンベストを重ねるなどすると冬までずっと着れます。冬でもショッピングモールなど店内は暖かく上着がいらないくらいですが、こうしたときのちょっとした羽織りとしても役立ちます。

【カーディガン】年中使える体温調節アイテム

カーディガンも、ベストやパーカー同様、体温調節に便利です。
夏の冷房対策にも冬の重ね着にも1年中使えます
フードがない分、パーカーよりもアウターのなかに着やすいです。

【ウールコート】お出かけ用に、手作りする派も

外遊びには向いていませんが、子供がダッフルコートなどウールのコートを着ているのって可愛いですよね。
ウールコートはダウンなどと比べると重く動きやすさはありませんが、素材をフリースにしてウールコートっぽいデザインにしているものなど、軽量で子供が着やすいものも多くあります。

また、子供用コートは手作りする人もいるようです。ネットで探すと型紙も見つかりますよ。

息子氏に着せてみたくて「これどう?」と聞いてみましたが答えは「ダメ」でした。動きやすさが彼の重視ポイントのようです。